石油王の横で眠りたい

2000年生まれ、備忘録

名前を呼んで

名前はその人へ贈られた初めてのプレゼントだ。だからこそ、大切してあげたい特別なものであると思っている。

 

特別を特別だと思いすぎて、上手く扱えなくなることが多々ある。高そうな壺だって、好きな人からもらったチョコだって、特別だから慎重になるし、どうしたらよいのか途方に暮れる。

 

私はそういうやりくりがとても下手で、名前を呼ぶことが苦手だ。

 

今年に入って、「名前で呼んでいいんだよ」と言われたのが5回。名前について話したのはそれ以上だ。あだ名で呼ぶことが慣れてしまうとなかなかそこからシフト出来ないのが私である。

 

ネットの関係というものは儚いが、大切にするのは変わらない。実際に会ったりもするし、ご飯を食べたりカラオケに行ったり、ライブを見たり、語ったり。出会った場所がネットと言うだけで、友人と変わらない。

 

しかし出会った際にハンドルネームを使っていると、実際に会った時との異差が目立つ。ハンドルネームはその人であり、その人ではないからだ。

 

というのもあって、ネット云々関わらず、名前を知ったら名前で呼びたい気持ちはある。私はハンドルネーム自体本名に近いものを使っていたこともあるので、すう、と定着したりするのだが、他人となるとそれはまた別の話だ。

 

大切な人を大切だと思うあまり、名前が特別になって扱うのが下手くそになった。いつまでも私は彼の名前を呼べそうにない。