石油王の横で眠りたい

2000年生まれ、備忘録

この色を探して 02

名前を探しても、そいつは見つからない。 荻原綾斗という名前は早々にクラス名簿から消え去った。 「残してやってもよかったのに」 自分本位に発せられる「やっても」という言葉が気に入らなくて、彩は再び唇を強く結う。 綾斗、という名前を頭で反芻する。 …

かけない

かけない、描けない、書けない。 何もかけない。 湧き出していた言葉たち。 果てた訳では無いが、出てこない。 曲も、小説も。なにも、何も出てこない。

卒業しました。そして旅立ちます。

女子高生から卒業しました。 「早く高校なんで出てやりたい」 「自由になりたい」 と呪詛の様に唱えていた時期があります。 しかしそれはモラトリアムに生きていた最中だからこそ言えたものです。 これから私が放たれる場所は、自由の代償として責任があります。…

わたしの大切な人

わたしの大切な人が、ただただ毎日の幸せを日常と思って過ごせますように。 ただ無理せずに笑って、無理せずに泣いて、無理なんてしないでいられますように。 美味しいご飯をたべて、面白い本やテレビを見つけて、日々に満足できますように。 たまにでいいか…

この色を探して 01

白みがかった青空のせいで雲の輪郭が掴めない。 もともと定型的なものでは無い雲だが、形として捉えることはできる。やんわりと。しかし今日に限っては違った。青があおで、ぼやけている。それと同時に雲もどことなく滲んでいるのだった。 今日の空は天色で…

名前を呼んで

名前はその人へ贈られた初めてのプレゼントだ。だからこそ、大切してあげたい特別なものであると思っている。 特別を特別だと思いすぎて、上手く扱えなくなることが多々ある。高そうな壺だって、好きな人からもらったチョコだって、特別だから慎重になるし、…

たくさんの事象を布団の中で考える。 思いを巡らせることで私が幸せになる、その日は今日ではない。 7歳も年の離れた妹に辛く当たったこと。 離れて暮らす父に下手な説明をしたこと。 友人に軽いレスポンスをしたこと。 会話が食い違ったこと。 大切にしたい…

脱出

生き急いでた気がしてならない。 しかしこのループからはいつか抜けると思っていたよ。 これは結果論にしか過ぎないけれど、 「明けない夜はあってもいい」ということだ。 きっとそれは人生の谷の部分であるけれど、明けない夜が来ることはない、を信じて自…

君は、アイドルをどう生きるか。

彼女たちはなんで不自由で、自由なのだろう。それが美しくあり、可憐でもあり、切なく、儚くもあるのだから、目が離せないでいる。 遅ればせながらの事柄ではあるが、紅白歌合戦についてふれたい。ワースト3位の視聴率とあったが、演出や構成は、とてもよか…

抱負を掲げる

今週のお題「2018年の抱負」 つい昨日、18歳になった。18年間ずっと同じ町で暮らしている。環境は度々変わったが、順応してきたつもりである。高校も留年を免れ、無事卒業が確定した。(1年の時は危なかった)授業も1月で終了し、後はもう車校とバイトと家の三…

宅急便イニシエーション

悔やんで悔やんでしかたがなく、忘れようと努力をしていた2017年12月。もう年は開けて1週間程が経った。17歳だった年齢はひとつ繰り上がり、18歳となった。おまけに厄年である。今年の様々な嫌なことや、落ち度は厄年のせいに出来る。みくじは大吉であった。…

全アイドルへ告ぐ

乃木坂46がレコード大賞最優秀賞を受賞した。つばきファクトリーは、レコード大賞最優秀新人賞だ。ほんのついさっきの事である。どのアーティストも素晴らしいステージだった。その中で受賞した彼女らの涙は、並々ならぬ思いがあっての事だろう。 アイドルと…

あいさつ

思い描いていたものと違うことがよくある。途中で、はっ、と気がつくときもあれば、何事もないように最後まで押し通した結果、あぁ、なにかが違うのだと思うときもある。 このブログについてもそうだ。 はじめはある人間に対して、リベンジの心が沸いて立ち…